本センターの電波暗室は、主に電気自動車(EV)やハイブリッド車両(HV)に搭載される「モーター」や「インバーター」のEMC(Electromagnetic Compatibility:電磁環境両立性)の評価を行うため、令和8年2月,新たにEMS(Electromagnetic Susceptibility:電磁感受性〈耐性〉)の評価ができるイミュニティ試験設備を導入しました。EMSとは,電子機器が電磁的な妨害を受けても正常に動作し続ける能力のことで,EMCを構成する2つの要素のうちの1つです。すでに設置されているEMI (Electromagnetic Interference:電磁障害)の評価を行うエミッション試験設備と合わせ,電波暗室に求められる機能が大幅に強化されました。
周波数帯域:200MHz~6GHzに対応した放射イミュニティ試験(ALCアンテナ照射試験・レーダパルス試験)のほか、伝導イミュニティ(BCI)試験、携帯無線機近接照射試験も国際規格準拠での評価が可能です。
これらの設備は大学の教育研究用設備ですが,空いている時間帯には,一般利用も可能です。
これまで一般利用できる同等設備が西日本にはなく,EMC評価が必要な場合は、開発途上の機器を遠隔地のEMC試験サイトまで運搬し、評価しなくてはなりませんでしたが,もうその必要はありません。
また,本センターの電波暗室での評価にあたっては,経験豊富な株式会社広島テクノプラザの専門技術スタッフがサポートいたします。ぜひご活用ください。

(周波数レンジ 200MHz~2.5GHz)

(周波数レンジ 800MHz~6GHz)

(周波数レンジ 1.2G~1.4GHz)

(周波数レンジ 2.7G~3.2GHz)
電波暗室の概要はこちら
https://hudmerc.hiroshima-u.ac.jp/facility-denpa/
利用の詳細は広島テクノプラザまで
https://www.h-techno.co.jp/emc/emcroom7/