2025年11月7日 データ駆動型スマートシステム部門長、プロジェクトリーダーの山本透教授(産学連携担当副理事)が、第82回中国文化賞を受賞しました。
中国文化賞は、中国新聞主催の賞で、中国地方の文化・芸術、学術・教育の各分野で優れた功績を挙げた人物、団体に贈られる賞です。今年は7人が受賞しました。
山本教授は、データベース駆動型制御法を提唱し、その確立と発展に大きく貢献しました。機械の動作データを蓄積し、 AIで学習させて制御機能を高める世界初の手法を開発し、より高性能な制御システムの実現に道を開いたことで、国内外から高い評価を受けました。
また、シミュレーションを活用したモデルベース開発の分野でも顕著な業績を上げ、専門技術者の育成や技術の発展に尽力しました。
広島大学デジタルものづくり教育研究センターを拠点に産学連携を積極的に推進し、地方創生とデジタルものづくりの社会実装を力強くけん引してきました。
これらの優れた研究成果と社会貢献が認められ、今回の受賞に至りました。
