広島大学とマツダ株式会社は、積み重ねてきた共同研究の実績をもとに2011年に包括的連携協定を締結し、現在、多くの研究者により多方面にわたる共同研究に取り組んでいます。
なかでも、デジタルものづくり教育研究センターは、広島県も含め、広島大学・マツダ・広島県の三者の産学官連携により、カーボンニュートラルを目指した大型事業「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」(内閣府の補助金による事業)を2019年から実施しています。
今年は被爆80年にあたり、これまで以上に過去を見つめ直す機運が高まっています。広島大学は前身諸学校が原爆の惨禍を乗り越え、フェニックス(不死鳥)を大学の象徴として新制広島大学として発足した歴史があります。マツダもまた戦後早い時期に、新しい三輪トラックの新造に取り組み「Pride of Hiroshima」というフレーズのもとに売り出しました。
これを踏まえ、それぞれの歴史を復興の物語としてアーカイブ資料によって視覚化したうえで、さらに現在から未来に向け、最新の研究成果も含めた展示を行う企画展を開催します。
なお、この企画展は、ゲートパークで常設展示を行っている「Pride of Hiroshima展」のスピンオフ企画として開催いたします。
【開催期間】
7月25日(金)~8月22日(金) (平日の9:00~17:00開催。8/11~8/15は休み)
【場 所】
広島大学デジタルものづくり教育研究センター
デジタルものづくりイノベーション拠点1F(東広島市鏡山三丁目10-31)
【内 容】
写真展示:広島大学の歴史 マツダ株式会社の歴史
研究成果の展示:広島大学とマツダ株式会社が共同で取り組んでいる最新の研究成果の展示
なお、8月22日に限り、研究室公開・体験イベントを同時開催いたします。
【入場料】
無料
【主 催】
広島大学デジタルものづくり教育研究センター
※当初8月21日までの開催予定でしたが、サイエンスパーク施設公開に合わせ8月22日までの開催に変更しました。

