設立背景と目的
ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム
デジタルものづくり教育研究センターは内閣府「地方大学・地域産業創生交付金」および「地方創生推進交付金」を活用し、「ひろしまものづくりデジタルイノベーション」創出事業のもとで、大学と産業界が連携し、社会実装に向けた研究開発活動と,高度産業人材を育成する新たな拠点として、平成31年2月に設立されました。
取組の方向性
大学を始めとする地域の力を活用して、ものづくりのバリューチェーン全体のデジタル化を図ります。
デジタルものづくり教育研究センターが担う研究開発領域
センター長メッセージ
センター長 林 隆一
Hayashi Ryuichi
デジタルものづくり教育研究センターは、内閣府「地方大学・地域産業創生交付金」と広島県の支援を受け、「ひろしまものづくりデジタルイノベーション創出プログラム」実施機関として平成30年度に設立されました。それ以来、地域の産学官との連携体制を構築するとともに、テストベッドを含む研究環境を整備し、モデルベースによる材料研究やデータ駆動型の制御システム、高速カメラシステムに関する研究プロジェクトの推進及び人材育成に取り組んでまいりました。その成果をもとに令和5年度からは、これらの研究プロジェクトは交付金による支援を離れ、産業界と大学の支援による自走化という新たなフェーズに入りました。
同年度に本プログラムが地方大学・地域産業創生交付金の交付対象事業「展開枠」として交付決定されことを受け、新たに「スマート蓄電池システム開発」「スマート空調システム開発」という2つの研究プロジェクトを立ち上げました。これらのプロジェクトは世界的な課題であるカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みであり、センターとしてこの分野の研究開発・人材育成を進めていくものです。
今、世界中のものづくり技術の現場ではDXが急速に進行しています。技術的課題をオープンイノベーションで解決できるエンジニア、そして経済的/社会的価値を創出し、イノベーションを実践、リードすることができるプロデューサー的人材の育成が益々重要と考えられています。そのためにも、センターでは、学内教員/他大学/研究機関等とのさらなる連携のしくみを構築すると共に、世界にも目を向け、日本を代表する産学官共創拠点として社会に貢献することを目指してまいります。各界の皆様の益々の御支援をお願い申し上げます。
略歴
- 1981年
- 東京工業大学工学部高分子工学科 卒業
- 1984年
- 米国スタンフォード大学化学工学科招聘研究員(文部科学省交換留学制度)
- 1987年
- 東京工業大学総合理工学研究科電子化学専攻修了 博士(工学)
- 1987年
- デュポンジャパンリミテッド 入社
- 2014年
- デュポン株式会社常務執行役員 技術開発本部長
- 2016年
- 芝浦工業大学専門職大学院工学マネジメント研究科特任教授(2019年4月デザイン工学部へ移籍)
- 2017年
- 公益財団法人福岡県産業・科学技術振興財団エグゼクティブエコシステム事業プロデューサー
- 現在
- 広島大学デジタルものづくり教育研究センター センター長
株式会社巴川製紙所 取締役常務執行役員パウダーテクノロジー カンパニー長
ユニバーサルマテリアルズインキュベーター株式会社 技術諮問委員(兼務)
組織
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デジタルものづくり教育研究センター
〒739-0046
広島県東広島市鏡山三丁目10-32
- TEL
- 082-430-8513
-
hudmerc@hiroshima-u.ac.jp
(@は半角@に置き換えてください)